いなり寿司とすしのこ
いなり寿司が好物である。酢飯とお揚げというシンプルな構成要素でありながら、油、塩味、主食とバランスがよく、飽きない味だと思う。
カスタマイズ性もある。お揚げの味付けや酢飯の加減だけでなく、酢飯にゴマやひじき、ワサビを混ぜ込むことで全く違う味わいになる。
また、食べ心地もすごくいい。寿司のように米がほぐれる心配や醤油をつける手間もなく、丸ごと口に運ぶだけでいい。
これだけ優れた食べ物であるいなり寿司だが、今まで生きてきて話題に挙がった事がほぼない。自分からいなり寿司が好きだと話した時も共感を得られることが殆どなく、むしろ軽く引かれているような気がする。
世の中の人はどれくらいの頻度で食べているんだろうか。ちなみに僕は月1~2くらいで食べている。スーパーの助六寿司や、寿司屋で海鮮を一通り食べ終わった後半などに食べる。
いなり寿司好きは幼少期からで、母親が弁当によく入れてくれていた馴染みのある食べ物でもあった。
ここはひとつ実家の味を再現してやろうと思い立つ。
座学として料理系Youtubeを何本か見る。
まず関西風と関東風で形が違う。関西では三角、関東では四角。それから信田巻きという巻き寿司風に作るものがあるようだ。
信田巻きは洒落ていて興味深いが、今回は楽に作りたい。うちの実家で見慣れた四角でいく。
味付けに関してはだし汁を使うものと使わないものがあるらしい。使わないという人がYoutubeでは多かったかな。
お揚げは最初にお箸で上から押し付けグリグリすることで、味付けした後米を詰める際、中身を開きやすくなるんだそうだ。
座学による発見はこんなもんで、さっそく買い出しに行く。
スーパーに行ってから、家に酢があるか不安になったので予備として「すしのこ」を買う。
これは初めて買ったのだが、炊いた米に「すしのこ」という粉末をかけると酢飯になるというものである。いいじゃん。
お揚げは長いやつを4枚と、比較用にもう煮られている味付きお揚げを買う。
調理開始。炊けたお米に「すしのこ」をかける。米に粉をかけるというのはどうも違和感があるのだが、これがいい塩梅の酢飯になるもので感動した。
冷ますとか冷まさないとかあるのだが忘れていた。手早く混ぜてから冷やすのが正しいらしい。次からやります。
米には煎り胡麻を混ぜようと思っていたが無かったので、すり胡麻を混ぜてみた。
これは案の定、煎り胡麻のほうが良かった。思うに胡麻を入れるのは風味よりもビジュアルと食感への効果が大きい。
家に残っていたしらすも混ぜて、もう米だけで美味しく食べれる味になってしまった。
湯通し用のお湯を沸かしている間に、味付きお揚げに酢飯を詰めて食べてみる。あっという間にいなり寿司の完成。これが大変美味しい。

これが、実家のいなり寿司と大変似ている味わいである。色味もサイズも味付きお揚げで作ったものに近く、酢飯の感じも実家の味のように感じる。
母親のいなり寿司は「すしのこ」と市販の「味付けお揚げ」だった可能性が高い。確かにうちの母親は頻繁に作っていたから、毎日手間のかかることをしていたとは考えにくい。
…いやまぁ分からんけどもね。母親の作りが良すぎて商品級の味に仕上がっていたのかもしれない。
いなり寿司に入れるお米の量だが、味付きお揚げは小さめに作られているので程々に詰めればいい形になってくれる。
遊び心がむくむくと出てきて、米を詰めれるだけ詰めた巨大いなり寿司も作ってみたが、一口で食べれないのでダメだ。何事も適量がいい。
お腹も落ち着いたところで湯通しの済んだお揚げに味付けをしていく。結構お砂糖を入れるもんだ。いなり寿司って砂糖醤油味だったんだな。
みたらし団子も好きだし、僕って砂糖醤油味が好きだったんだなあ。自覚が足りていなかった。
なんだか心配になって醤油を後から増やしたところしょっぱくなってしまった。いかにも料理素人がやりそうなミスである。
少し冷めてきたところで味の付いたお揚げを開くのだが、なかなか上手に開かない。何枚か破れてしまった。また、開いてもお揚げ一枚の半分であるから袋が大きすぎる。Youtubeの人たちは余った部分を上手く内側に収納してなかったようにするのだが、全然そうはならない。多分お揚げのサイズが最初から違うんだろうな。

それから数を沢山作れない。1枚で2個。4枚で8個しか作れないのではコスパが悪すぎる。僕は大量のいなり寿司がピラミッド型に積みあがった光景を作りたかったのに。
結論としては味付けお揚げとすしのこを買うのが一番いいと思った。あっという間に完成して、僕が満足できるレベルに到達する。
次に作るならご飯のカスタマイズを充実させたい。いり胡麻いなり寿司、ワサビいなり寿司、紅ショウガいなり寿司などとバリエーションを作ることで手作り感を出せるだろう。
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あとがき
久々にこのブログを動かした。グルメというほど気張りたいわけでなく、かといって少しは気張らないといつものものを食べてしまう。
いつものものばかり食べるということは食への好奇心を失っているようで、心が老けていく気がする。
そういうわけで少し気張ったことを記録するしょぼグルメというコンセプトは我ながら気に入っている。また書こうと思う。
沖縄で食べたもの
沖縄旅行に行ってきたので、食べたものを箇条書きにしてみる。
・Blue Sealのクレープ、紅芋味
・沖縄そば(テビチそば)
・もずく
・あぐー豚餃子
・島らっきょう
・泡盛
・ハブ酒
・Blue Sealのピスタチオ味(クッキーサンド)
・朝食バイキング(ステーキ、炊き込みご飯、グラタン、泡盛など)
・シークワーサージュース
・美ら海水族館の青いカレー
・Blue Sealアイスの黒糖味
・ステーキハウス88のステーキ、ゴーヤチャンプル、オリオンビール
・WATTA、オリオンビールプレミアム(缶)
・ミミガー、CRATZ
・さとうきび(生)
・ルートビア、飲む玄米(黒糖味)
・ポーポー
・ムーチー
・サーターアンダギー
・イラブー汁
・アバサーの唐揚げ
・バラハタのバターニンニクソテー
・ポーク玉子おにぎり
・Blue Sealアイスのソフトクリーム、コーヒー
・シークワーサー泡盛
いっぱい食べた。甘党かつ酒飲みなので手広くなんでも食べています。
黒糖の味が好きだから沖縄スイーツは全部好きだったなぁ。
美ら海水族館の青いカレーは、ちょっと食欲減退効果があったね…笑
変わり種だとイラブー(ウミヘビ)汁。魚より肉のような食感、かみごたえが若干ある。旨味もあって素直に美味しい。アバサー(ハリセンボン)の唐揚げは美味しかったけど、骨が多くて大変。味噌汁で出汁を楽しんだほうがよかったかも。この辺りは市場で購入して、2階の店で調理してくれる。調理方法を選べるのが面白い。
ステーキハウス88とA&W、Blue Sealはローカルチェーン。ステーキハウス88美味しかったなぁ…沖縄では焼肉よりステーキの文化のようで、88以外にもステーキ屋が点在していた。
Blue Sealはパッケージ化されたアイスのイメージだったが、店舗のBlue Sealではソフトクリームやクレープもあって旨い。店舗もすごく多く、喫茶店で休憩しようと思って探すと大抵Blue Sealがあるので入ってしまう。
紅芋味のアイスが美味しすぎてハマった。
オリオンビールのプレミアムってのがあって、これが美味しかったなぁ…普通のと全然違う気がした。
作った料理
最近は作り置きの機会を増やしている。
理由が二つあって、一つはダイエットのため。小腹が減った時、軽く食べられる低カロリー作り置きがあると食欲を逃がせて良いし、晩御飯の炭水化物を減らしても満足感を上げられる。ベタだが有効だと思う。
もう一つは将来結婚するなどして一人暮らしではなくなった時、作り置きってすごい良いなと思ったからである。僕の好きなものを食べられるし、料理したい欲も満たせるし、みんな料理を作りたくない日でも一食は食べられる。飯の最低ラインを自分で担保できれば平和に暮らせる作戦だ。

玉ねぎとニンニクを軽く炒めた後、トマト、きゅうり、ナス、カットトマト缶、キノコを鍋に放り込み、蓋して弱火で放置。コンソメが無かったので入れてないのだが、それでも素朴で美味しかった。温かくても冷たくても美味しいのが大きなメリット。
・えびとぶなしめじのソテー

塩胡椒で炒めただけ。薄味。そのまま食べてもいいし、パスタの具にしてもいい。試してないが、ドリアの具になど応用が聞きそう。
・あさりの時雨煮

チューブ生姜と麺つゆを調整したもので煮るだけでうまい。本当は千切り生姜とかのほうが良さそう。
岩海苔みたいのを入れてみたが、あってもなくてもいい。
・ごぼうを揚げ焼きしたやつ

Youtubeで見たレシピをやってみる。正方形くらいのサイズに切り分け、衣を塗して揚げ焼き。塩胡椒で味付け。
美味しかったけど揚げ物だからダイエット的には微妙か。
タッパーに入れて後日食べたらベチャベチャで酷かったので作り置き的にもNG。
・太刀魚の塩焼き

うちには魚焼きグリルがないが、アルミホイルを敷いて焼けば焼けると聞いたのでやってみる。
美味しくできたが、皮が全部剥がれてしまった…
・シャケのホイル焼き

皮がくっ付くのが嫌ならホイル焼きにしてしまえと思ってやってみる。
10gにカット済みのバターを1個乗せたがバターの香りが強すぎた。次は5gカットのものを買いたい。
後半は作り置きじゃないけれど。
〈ビストロ・パ・マル〉シリーズ
今日は趣向を変えて、食がテーマの小説について。
ビストロ・パ・マルシリーズというミステリが良い。
下記リンクに詳細。
https://honto.jp/ebook/pd-series_B-MBJ-20026-7-177667X.html
フレンチレストランが舞台で、食をテーマに謎解きが行われる。
短編集かつ話が重すぎないので、スキマ時間に最適で繰り返し読んでいる。
僕はフレンチへ普段行くことがないから、料理名、調理法、食文化知らないことばかりで勉強になる。
当然そういう知識が謎解きに使われるから、解説フェイズで毎回感心するのである。いい読者だ。
謎解きに関係のない普通の会話でも、興味のわくものが出たりする。
モレ・ポブラーノという食べ物があるらしい、メキシコ料理で、鶏肉をチョコレートソースで食べるそうだ。
下記リンクに詳細。
https://cacaoken.com/report/mexico/mole-pobrano/
全く想像つかないが僕好みな気がする。食べてみたい。
この本の解説にて、「食べたい」と思わせる技術に優れた作家が何人か居るという。引用すると
「その技術に 、特に秀でた作家が何人かいる 。たとえば北森鴻 。あるいは高田郁 。そして何より 、池波正太郎 。このラインナップに反論は出ないだろう 。」
だそうだ。僕は一人も存じ上げないが面白そうである。近いうちに読んでおきたい。
小説で出たワードで体験が広がっていくのは、小説の面白さの一つかもしれないね。
ブータンノワール(血のソーセージ)
先日、ブータンノワールを食べた。豚の血を使ったソーセージで一度食べてみたいと思っていた。
新宿にあるお店である。

血がメインだから固まらないようで、皮を切るとボロボロと中身が崩れる。これをつまみながら食べる。

ハツやレバーよりクセが強いのだろうと予想していたが、思ったよりクセがない。
味や中身の柔らかさからしてレバーペーストに近い。味はもちろん、崩れたものをチマチマ食べる食べ方も含めてお酒のアテにピッタリである。
ある漫画で紹介されていた、ケイジャン料理のブーディンソーセージはソーセージに米を入れるそうである。
以前試しに作りそれなりに旨かったのだが、家庭でソーセージ作りをするのはとても面倒だった。肉が体温で温かくならないよう、冷たい状態で作業をしなくちゃいけないし、肉詰め器具がプラスチックの安物では効率が悪い。いずれ本物を店で食べよう。
ところで米入りのソーセージなんてのは日本人が好きそうである。肉巻きおにぎりが流行った例もある。配合を日本人むきに調整すればビジネスとして流行るのではないか。
ソーセージの配合を調整といえば、筋トレする人向きのソーセージも良さそうである。脂肪抑えたソーセージとか、毎日食べてくれたりして。
というアイディアが以前からあるのだが、ひとりのITエンジニアが食品業界へ参入するのはハードルが高い。ここに記載したアイディアを盗まれても恨まないものとする。
ちなみに、ブータンとブーディンを雰囲気で言い分けてしまったが、どうやらフランス語圏ではブーディン、英語圏ではブーダンだそうな。許容して
ワインの勉強ノート
最近ワインが美味しく感じるようになった。
以前は「料理とペアリングで飲まないとイマイチじゃない?」と思っていたが、単体で飲んでも美味しいワインがあることを知った。もちろんペアリングで飲むともっと旨い。
そうなるとワイン選びができるよう、少し知識をつけておきたい。今回のブログはその勉強ノートのようなものである。
情報ソースはKIRINのワインページとChatGPTを主に使っている。間違っていないと良いのだが。
ワインはどこで味が変わるか。ぶどうの品種、産地、製法の3つに分けて見分け方を書く。
・ぶどうの品種
赤ワインになる黒ブドウの品種
-メルロー
-ピノ・ノワール etc
白ワインになる白ブドウの品種
-甲州 etc
※これらの品種は1つだけでワインを作るとは限らず、ブレンドをすることも多い。
・産地
有名なのは「シャンパンと名乗れるのはシャンパーニュ地方で造られたスパークリングワインだけ」という知識。よく聞くボルドー、ブルゴーニュも地方の名前。ワインのラベルに書いている情報の多くは産地に関することが書いている。
・製法
熟成の方法として樽かステンレスタンクがある。樽だと樽のフレーバーが付き、スチールタンクだと余計な風味が付かない。ただ、ワインのラベルにこれらの情報はあまり載っていないようだから、今回はあまり気にしないでおく。
また、ワインの仲間として以下のようなものがある。製法によるものだから、ここで記載しておく。
-ロゼワイン(黒ブドウを白ワイン製法で作ったり、赤白ブレンドしたりして作る、ピンクのワイン)
-オレンジワイン(白ブドウを皮ごと使うオレンジのワイン)
-スパークリングワイン(炭酸ガスのワイン)
-酒精強化ワイン(アルコール度数を高めたワイン)
-甘口ワイン(ブドウの糖分が高い状態で作るワイン)
・実践
最近買ったワインの写真を公開する。iPhoneで撮影するとラベルに書いているテキストを読み込んでくれるので翻訳やコピペが容易である。フランス語など入力の仕方すら分からないので非常に助かる。

一番上はワインの名称。
アルヴァリーニョはブドウの品種。聞いたことない名前ですね…
"Monção e Melgaço"(モンソンとメルガソ)はポルトガルの地名。

ブルゴーニュ地方で造られた、シャルドネを使っている白ワイン。CHARDONNAY - MAGNY と書いているからシャルドネとマニーという品種のブレンドかと思ったら、シャルドネを栽培したマニー村のことらしい。難しい!

キャンティ地区の中心部クラシコが産地。あとは…すごいワインだよと書いている。ぶどうの品種が書かれていない。

ラベルの文言をコピペしてChatGPTに聞くと、丁寧に答えてくれる。

これは品種はシャルドネだが、産地の情報がない。どうやらテーブルワインと呼ばれる低いランクの物らしい。
(テーブルワインについては国によって解釈が違ってどうのこうのと、ややこしいのでリンクを貼っておく。)https://wine.sapporobeer.jp/article/table_wine/とはいえ実際味は大変美味しく、何も遜色を感じなかった。テーブルワインもバカにできない。
まとめると
・ブドウの品種を頑張って読み取る。店頭のPOPに書いていることが多いので簡単。
・その品種がどんな味かを覚える。舌で覚えてもいいし、暗記しちゃってもいい。
https://www.kirin.co.jp/alcohol/wine/wine_academy/knowledge/grape/rouge.html
・産地も有名かどうかチェック。詳しく書いてあるほど高ランク。
・産地が書いていないなら低ランク。コスパ○かも。
・結局失敗したくない時は店員さんに相談して選んでもらうのが良い。
ちゃんと勉強したい人はこんな素人のブログではなく、本や酒造メーカーのWEB解説を読もうね!
無罪プリンの研究
今回は書いたブログをChatGPTに「以下はブログの文章です。改善点があれば教えてください。 口調は丁寧語にしないでください。」と指示して、修正してもらったものを掲載しています。
ダイエット企画が始まって、僕は考えたんだ。 甘党の僕は毎日スイーツを食べちゃうけど、低カロリーのスイーツを自分で作れば効率的だろうな。
プリンなら、卵、牛乳、砂糖だけで作れて、タンパク質も豊富だし、簡単だよね。砂糖をゼロカロリーシュガーにすれば、ダイエットにも良さそうだ。
1作目 卵、豆乳、砂糖(少) 意外と食べられるけど、毎日は厳しいかな。砂糖が少なかったのは、計算ミスだった。
2作目 卵、豆乳、砂糖 砂糖をちゃんと入れたら、ちゃんとスイーツになったよ。
3作目 卵、牛乳、砂糖 牛乳に変えたら、いつものプリンの味に近づいた。
4作目 卵、牛乳、砂糖、バニラオイル、プリン液をこす バニラオイルで卵の匂いが消えて、茶漉しでこすことで口当たりが滑らかになったよ。3作目の味のムラも解消されたし、コンビニのプリンと遜色ない。ただ、白身がなかなか茶漉しに通らなくて、時間がかかっちゃった。
今後の改善点
・最初豆乳を使ってたのは、僕が牛乳アレルギーだから。喉の違和感が嫌だから豆乳に戻したいけど、無調整豆乳だと豆臭くなるかも。
・茶漉しでこすと全然違うけど、手間がかかるんだよね。毎日のスイーツにしたいから、簡単に作れる方法を見つけたい。黄身だけだと簡単だけど、ダイエット的には白身のタンパク質も欲しいよね。いいアイデアを考えないと。