ブータンノワール(血のソーセージ)
先日、ブータンノワールを食べた。豚の血を使ったソーセージで一度食べてみたいと思っていた。
新宿にあるお店である。
血がメインだから固まらないようで、皮を切るとボロボロと中身が崩れる。これをつまみながら食べる。
ハツやレバーよりクセが強いのだろうと予想していたが、思ったよりクセがない。
味や中身の柔らかさからしてレバーペーストに近い。味はもちろん、崩れたものをチマチマ食べる食べ方も含めてお酒のアテにピッタリである。
ある漫画で紹介されていた、ケイジャン料理のブーディンソーセージはソーセージに米を入れるそうである。
以前試しに作りそれなりに旨かったのだが、家庭でソーセージ作りをするのはとても面倒だった。肉が体温で温かくならないよう、冷たい状態で作業をしなくちゃいけないし、肉詰め器具がプラスチックの安物では効率が悪い。いずれ本物を店で食べよう。
ところで米入りのソーセージなんてのは日本人が好きそうである。肉巻きおにぎりが流行った例もある。配合を日本人むきに調整すればビジネスとして流行るのではないか。
ソーセージの配合を調整といえば、筋トレする人向きのソーセージも良さそうである。脂肪抑えたソーセージとか、毎日食べてくれたりして。
というアイディアが以前からあるのだが、ひとりのITエンジニアが食品業界へ参入するのはハードルが高い。ここに記載したアイディアを盗まれても恨まないものとする。
ちなみに、ブータンとブーディンを雰囲気で言い分けてしまったが、どうやらフランス語圏ではブーディン、英語圏ではブーダンだそうな。許容して